セルフメイドゼミ「伝統工芸品・伝統産業の状況」の授業風景
森林文化アカデミーのクリエーター科2年の授業には、学生自身がテーマを決め、企画し運営する、「セルフメイドゼミ」という授業があります。
今回、「伝統工芸品・産業の状況」の授業を開催しましたので、その授業風景を紹介します。
今回は2部構成です。
- 1時限目は、学生及び先生が所有している「伝統工芸品」もしくは「伝統
工芸品らしきもの」を持ってきて、それについて調べてきた内容を皆の前
で説明し、それについての質疑応答を行います。
- 2時限目は、松井先生にお願いして、「伝統工芸・産業」についての講義で
す。
1時限 学生、先生による伝統工芸品の紹介
各自、自分が所有している伝統工芸品等を持ってきて、それについての紹介と質疑応答がなされた。下記の写真はスツールの上に置かれている工芸品
左から
(まげわっぱ、円空仏、木地呂の椀)(ククサ、竹かご)(樺細工の茶筒 × 2)(木曽漆器の箸置き)(益子焼の皿)(さるぼぼ)
松本氏からは岐阜の郷土工芸品の飛騨の「さるぼぼ」のストラップ
山崎さんからは、栃木県の伝統工芸品の「益子焼」の皿
岡田さんからは、長野県の伝統工芸品の「木曽漆器」の箸置き
玉木先生からは樺細工
中村氏からは自作の竹細工、ククサ、木地呂塗りの器、円空仏
西村氏からはマレーシアのボルネオ島で作ったヤシの葉の蒸容器
以上の参加者の説明が一人、質疑応答も入れて、10分くらいなされた。
今回は出席者にも伝統工芸について考えて貰おうと、各自、伝統工芸品らしきものを持ってきて、それについて説明するという出席者参加方式で授業を行った。伝統工芸についての説明は万全ではなかったが、それに気づいて貰おうという試みは良かったのではないかと思う。
2時限目 松井先生の講義:テーマ「伝統工芸・産業」
松井先生から、伝統工芸品についての説明がありました。
- 伝統工芸品の指定
伝統工芸品に指定されるには、法律で定められた5つの要件を満足していなければならないのですが、
- 100年以上続いていなければ、伝統工芸品には指定されない。
- 条件に合致していても、望まなければ指定されない。指定されたくないと言えば、指定されない。
のことが大きな特徴である。
- 100年以上続いていなければ、伝統工芸品には指定されない。
- 伝統工芸についての変化点、「温故知新」
- 9つの伝統工芸品をピックアップして、その歴史、云われを説明
- 最後に、先週京都に行かれた時の状況(茶の湯の道具としての漆器等の最近の状況)を説明された。
京都の伝統工芸・産業も地方と同じく、リーマンショックの後、厳しい状況が続いている。
以上、授業風景を紹介しましたが、編集の力不足で足らないところがあるところはお許しください。
担当:寺本(ものづくり)&松本(里山)










